まごころ治療院 様
いつもお世話になっています。
3年前のある日、突然腕をあげようものなら悲鳴をあげるほどの痛みが右肩にはしり、その痛みはしばらく続き、我慢をするだけでした。
その後、病院で診察してもらったところ、
「50肩ですね。これは日柄物なので痛みがなくなるのを待つしかありません。」
と育われ、痛み止めの薬をもらって飲みましたが、いっこうによくなりませんでした。
ちょうどその頃、人間ドックを受けた医師に肩の痛みを話すと、コレステロール値が高かったこともあって、
「あなたの体は、いつ病気になってもおかしくありません。とにかく運動をしてください。」
と言われました。
運動の苦手な私は「歩く」ことならできると思い、勤務先までの往復1時間のウオーキングを実行することにしました。
このことを夫に話すと、夫もさっそく歩いての出社となり、続けていくうち互いに「歩く」ことの楽しさが分かってきました。
その頃、石井洋服屋さんから「まごころ治療院」の吉田先生を紹介されたのです。
先生の優しい笑頼と癒される話、そしてていねいに体をほぐしてくださるマッサージとの出会いは、体に不安をいっぱい抱えていた私を徐々に元気にしてくださいました。
私の固い体を隅々までていねいに診て、適切な治療を根気よくしていただいたお陰で、「50肩」と言われたあの震え上がるほどの痛みほすっかり治り、うそのようです。
「50肩」は、自分の健康について考えるよい機会になりました。
ウオーキングとマッサージ、これからも継続して元気な体を維持していきたいとつくづく思う、毎日です。

※個人の方の感想であり、効果には個人差があります。
院長の解説
こちらの患者さんの「五十肩」の原因は以下の通りです。
- 全身のリンパの強い詰まり(特に五十肩の直接の原因は、腋のリンパ節が詰まり、ゴミが大量に溜まっていたため)
- 長年の水分不足
- 大腸の不調(幼少時より続く長年の便秘)
- 肺の不調(声帯ポリープの手術歴あり)
- 腎の不調
- 胃の強い緊張
- 肝の不調(肝炎の病歴あり)
- 慢性的に強い交感神経の緊張
- ストレス過多
- 冷たい物を食して内臓をとことん冷やしていた時期あり
こちらの患者さんは見てもお分かりのように、数多くの病因があります。
しかもなかなかに深刻な状態でした。
医師にも、80歳代の体だと言われたそうです。
実際、階段を上るのにも難儀していたとのことです。
五十肩は、腋のリンパ節にゴミがたくさん溜まることが直接の原因です。
しかしこの患者さんの場合は、遠因の方が遥かに深刻でした。
ほとんど全ての内臓の不調と、緊張過多と、水分不足によって、体中にゴミが山のように溜まっていたからです。
このまま放っておいたら、五十肩どころではなく、重大な事態に陥ってしまいそうでした。
しかし、それでもゴミは必ず出せるのです。
そして、ゴミを出しさえすれば、体は必ず良くなります。
最初の頃は、肘から指の先までが赤黒く腫れている感じで、起床時には指のこわばりが強くあったそうです。
しかし、ゴミが流れていくことで、腫れは引き、肩を動かせるようになり、指のこわばりもだいぶ無くなってきたとのことです。
当院の患者さんの中でも、五指に入るほどのゴミの溜まりようでしたが、ご本人の頑張りで着実に回復されてきています。